北海道内のコンビニエンスストア「ローソン」で11月11日、「北海道オニオンスープ」味のポテトチップス「深川油脂 ポテトチップス オニオンスープ」の販売が始まった。
「北海道オニオンスープ」はグリーンズ北見(北見市大正)が製造する粉末タイプのスープ。昨年で発売40周年を迎えたロングセラー商品で、原料にはタマネギ生産量日本一を誇る「北見タマネギ」から作られたオニオンエキスパウダーを使っている。他社商品とのコラボは初。
ジャガイモは、油で揚げても変色しにくく、ポテトチップスへの加工に適しているといわれる品種「オホーツクチップ」を使う。「北見タマネギのコクとうまみが詰まった『北見オニオンスープ』の味わいと、波形にカットしたジャガイモのサクサクとした食感が楽しめる」という。
開発のきっかけについて、グリーンズ北見の営業開発部営業課の丸山勇太課長は「北海道産の素材をシーズニングとして使う商品の企画でオファーがあり、『北見タマネギ』の産地イメージと、一部規格外品も使っていることが評価され採用に至った」と話す。
「北見タマネギは皆さんの知らないところで、全国で発売されているさまざまな食品にたくさん使われている」と丸山さん。「この商品をきっかけに、地元の皆さんに北見タマネギのすごさを知ってほしい」と購入を呼びかける。
同商品の売り上げの一部は、「タマネギ農業などの振興に役立てる」ため、北見市に寄付する。ローソンが同市に寄付するのは初。
内容量は100グラムで、価格は315円。