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創作人形作家・皆川優子さん、北見で個展 新作13体お披露目

展示予定の創作人形(写真提供=皆川優子さん)

展示予定の創作人形(写真提供=皆川優子さん)

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 創作人形作家・皆川優子さんの個展「Minagawa Dolls人形展vol.5・Dreamer’s eyes」が8月21日から、NHK北見放送局(北見市北斗町2)の「NHKぎゃらりー」で開催される。

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 釧路市生まれ・北見市育ちの皆川さん。絵画を通して創作活動を行っていた際、遊びで創作人形を作ったことをきっかけに人形の楽しさや難しさを知り、2000(平成12)年、独学で創作人形の制作を始めた。以降、世界文化社主催の「第11回家庭画報大賞」で佳作受賞、「ドールアート展2008 inうつくしま」の人形コンクールで大賞受賞、2012(平成24)年に国際モスクワ展「ART OF THE DOLLS」に出品するなど、国内外で活躍している。

 個展の開催は2年ぶり5回目。今回は「人形の夢」をテーマに、眠っている人形や夢の中に登場するさまざまなキャラクターなど計13体の新作人形を披露する。

 会場のプロジェクターでは北海道の景色を背景に撮影した物語風の映像を上映。皆川さんは「私の作品は関節が可動する人形が多い。会場では展示の都合上ワンポーズしか見せられないので、映像を一つの楽しみ方にしてもらえたら」と話す。

 「人形は身近な存在なので、芸術の中でも親しみやすい」と皆川さん。「人形を制作する際、あえて曖昧なイメージで作っている。来た方から具体的なコメントや感想を頂くと、作品として完成したと感じる」とも。

 皆川さんは「都会のギャラリー展と遜色ないものを開きたいと思い、毎回新しいことを試みている」と話す。「個展に展示する人形は毎回全て新作。常連の方にも新規の方にも楽しんでもらえる人形展なので、ぜひ見に来てほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は9時30分~17時30分(最終日は14時まで)。入場無料。今月26日まで。

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