
「東相内夏休み木工教室」が7月27日、北見木工協同組合(北見市東相内町)で行われた。主催は東相内連合町内会みらいの会。
昨年に続き、今年で3回目。同会が2023年、「木工職人が増えてほしい」「ものを作る楽しさを知ってほしい」と始めた。当日は小中学生3人が参加した。
参加児童はプロの木工職人から手ほどきを受けながら、カップボードやスツール(椅子)、ふた付きボックスなどを製作。カップボードを作った久古琉惺君は「とても面白かった。特にくぎ打ちと接着剤を付けるのが楽しかった。ものづくりの楽しさを実感できた」、スツールを作った宮永蒼士君は「思っていたよりは大変じゃなかった。でも、クッションのスポンジに接着剤を塗るのが難しかった。自分としてはいい出来栄えだと思う」と、それぞれ話していた。
同会理事長の中橋孝章さんは「この体験からものづくりの楽しさを実感してもらい、将来は木工職人を目指してほしい」と期待を込める。