居抜き店舗を活用したたこ焼き店「夜行(やこう)」(美幌町東一条北2)が3月13日、美幌町のスナック街の一角にオープンした。
経営するのは、同町在住、美幌中学校卒業生の会社役員、喜多健太さん。元たこ焼き店を居抜きで活用し、仕事終わりに営業を始める飲食店を副業で始めた。
喜多さんはこれまで副業でバーも経営してきたが、コロナ禍で休業。その後も飲食への関心を持ち続けていた中、元店主から閉店後の店舗活用の相談を受け、「まずはやってみよう」と開業を決めた。鉄板などの設備も前店舗のものを活用し、初期投資を抑えた。
店内は、カウンター5席、テーブル席4席、小上がり5席。たこ焼きは8個入り700円からで、ねぎポン酢や明太マヨ(各800円)などのバリエーションを用意。周辺にはスナックが多く、近隣飲食店のテイクアウト利用もあるという。
来店客は知人や旧店舗のなじみ客に限らず、新規開店をきっかけに訪れる住民も多いという。喜多さんは「これまで会ったことのない人が来てくれるのが新鮮」と話し、地域の交流の場としての役割にも手応えを感じている。一方、会社勤務と両立する生活については、「体力的には楽ではない」と率直に話す。
美幌中心部では飲食店が点在する一方、空き店舗物件も多く見られる。喜多さんは「特定の店に偏らず、誰でも入りやすい『中間的な店』にしたい」と展望を語る。「電気がついている店が一店でも増えれば、街の雰囲気も変わる。無理せず長く続けていきたい」と話す。
営業時間は19時~24時。日曜定休。