北見工業大学生の藤本大地さんがスマートフォンアプリ「Patto」を使ったカーシェアリングサービスを始めて、5月1日で1カ月がたった。
観光系の研究室で学ぶ藤本大地さんは「大学の近くにカーシェアがあれば便利」という学生の声をきっかけに、「地域エンゲージメントを高めるサービスをしたら面白いのでは」との思いから、同アプリにステーションとして登録した。
サービスは24時間365日利用可能で、同アプリにユーザー登録することで、スマホで予約・解錠ができる仕組み。料金は15分214円で、長距離利用プランも用意する。現在は「KIT FRONT」(北見市柏陽町)前の駐車場に車両1台を配備しており、今後は台数を増やすことも視野に入れる。
実際に利用した同大生の田所優一さんは「簡単に予約できて、簡単に乗ることができた。ランチのついでにパン店なども回れてよかった。今後は買い物にも使いたい」と話す。
藤本さんは「学生には使ってもらいたいし、市内の観光にも活用してほしい。これからも一緒になって北見を盛り上げていければ」と話す。