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北見に犬の訓練所「ダイスドッグスクール」 JKC公認訓練士がしつけをレクチャー

黒河千紘さんと愛犬のフリップ

黒河千紘さんと愛犬のフリップ

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 北見に7月19日、犬のしつけを行う訓練所「ダイスドッグスクール」(北見市相内町)がオープンした。

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 相内駅から徒歩5分の場所にオープンした同店。野外に2カ所の訓練場を備え、「おすわり」「ふせ」などの基礎的な服従訓練を通して、ほえやかみつきなど犬の問題行動の改善を支援する。

 店主は北見出身の黒河千紘さん。小さい頃から動物が好きだった黒河さん。学生時代に家庭犬のしつけを行う海外の番組を見てペットの訓練に興味を持ち、札幌のエスワン動物専門学校(現札幌どうぶつ専門学校)へ進学。ペットライフ学科でセラピードッグによる介在療法やトレーニングの基礎について広く学ぶ。その後は登別市の訓練施設「ドッグ・トーク」で5年間、実務経験を積み、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)公認の訓練士の資格を取得。今年3月に地元北見へUターンし、オホーツク管内で初の同クラブ公認訓練士が運営する訓練所を開業した。

 コースは1カ月単位で犬を預かってトレーニングを行う「合宿コース」(1カ月5万2,000円)、1回約1時間で飼い主に基礎トレーニングの方法を教える「通学コース」(4回1万6,000円他)、朝夕の送迎付きで犬を預かってトレーニングを行う「幼稚園コース」(4回1万8,000円他)の3種類で、全コース初回のレッスン開始前にカウンセリング(60分4,000円)を行う。

 「問題行動を行うのは『自分の家に怪しい人が来たからほえた』『散歩が楽しくて早く行きたいから引っ張った』など犬なりの理由がある」と黒河さん。「犬の行動の意味を理解して叱り、その後に何が正しい行動なのか教えて褒めていくことが大事。基礎的な服従訓練を通じて信頼関係を築いてもらえたら」とも。

 しつけ以外にもドッグスポーツ「アジリティー」のレッスンや災害救助犬の訓練にも対応している。「これまで公認訓練士がいなかった地元・北見で、飼い犬に関する困り事を抱えた人を助けていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~16時(完全予約制)。第1・2土曜、第2日曜定休。

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