北見・端野町屯田の杜公園メルヘン広場(北見市端野町二区)で8月21日、「第44回たんの太陽まつり」が開催される。
1978(昭和53)年に「地元住民に愛郷の心を育んでほしい」という思いから始まった同イベント。2019年以降はコロナ禍の影響で中止が続いていたが、今年は「地域経済活性の一助になれば」と3年ぶりに開催を決めた。
当日は、メインステージで和太鼓演奏「豊穣太鼓」や端野地区の小中学生による吹奏楽演奏を披露するほか、お笑い芸人「あばれる君」によるお笑いステージを予定。ステージ前の飲食スペースには200台の焼き肉用コンロを用意し、焼き肉や出店ブースで購入した飲食物を楽しみながらステージイベントを観賞できる。
会場内の特設プールでは、同イベントの名物「ウオーターロデオ」を行う。24チーム72人の選手がプール上に設置した丸太の上で、発泡スチロール製の棒を使って相手を水に落として優勝を競う。
今年は会場隣りの公民館で「北の大地の水族館」(留辺蘂町松山1)による「出前水族館」を同時開催。「水族館の迫力ある展示や魅力の数々を身近に体感してもらえたら」と移動式水槽で実際の魚を展示するほか、「滝つぼ水槽プロジェクションマッピング」や飼育員の一日を体験できる映像コンテンツを用意する。
実行委員長の永原寛崇さんは「3年ぶりの開催となる今年は、市民の皆さまから『楽しみにしていた』とうれしい声を頂いている。当日たくさんの人に来場してもらえたら」と話す。
開催時間は9時~14時30分。