「第70回きたみ菊まつり」で来場者をもてなす「菊の女王」が決まり、9月8日、会見が行われた。
「菊の女王」は同祭を盛り上げるため、北見市在住や同市にゆかりのある女性から一般公募し、毎年1人を選出している。任期は1年で、祭当日に来場者へのもてなしを行うほか、道内外における観光・物産展でのPR活動、市内行事・イベントでのアシスタント役を務める。
今年の女王に選ばれたのは北見市出身の信田千里さん。柏陽高校卒業後、国学院大学北海道短期大学部(滝川市)へ進学。幼児・児童教育学部で子どもとの関わり方や指導について学んだ後、福祉介護コースに編入して介護福祉士の資格を取得した。卒業後、地元・北見にUターンして市内幼稚園などに勤務する中で「もっと北見に貢献したい」という思いが強くなり、2017(平成29)年、同市職員に転職。今年、「北見市の魅力を市内外に発信していけたら」と応募して選ばれた。
「私は北見生まれ・北見育ちで、北見市が大好き。住みやすさやおいしい特産物など北見のいろんな魅力を発信していきたい」と信田さん。「菊まつりはコロナ禍で中止が続いていたが、今年は3年ぶりに開催が決まった。菊の展示のほか、ストリートピアノの演奏や『きたみ観光大使』の菊地亜美さん・丸山礼さんによるトークショーなどのイベントも予定しているので、たくさんの人に参加いただけたら」とイベントをアピールする。
開催期間は10月8日~16日。