北見の「オホーツク木のプラザ」(北見市泉町1)で10月8日、家計家事講習パネル展「生きること 育つこと 子育てを共に乗りこえる」が開かれる。主催は「北見友の会」(常盤町5)。
同団体は日本初の女性ジャーナリストで教育者の羽仁もと子を中心に、雑誌「婦人之友」の愛読者が立ち上げた読者組合の北見支部。1930(昭和5)年の創設以来、「家庭生活を出発点として、社会に広く女性の力を及ぼしていこうと、家事家計、子どもの教育、健康、その他全ての家庭生活の充実・向上を協力して研究し、励まし合って実行する」という思いの下、北見・美幌・置戸・遠軽・湧別・紋別の主婦53人が学び合いながら活動している。
当日は衣食住の工夫として「子どもが自分で着る服を選び取れる『お支度箱』」「フライパン一つでできる簡単おかず」「環境負荷の少ないクリーニング素材『セスキ炭酸ソーダ』『クエン酸』の効果」などを紹介するほか、「保育園や学校からのお便り・子どもの作品整理術」「23年分の家計簿データから見る子どもの成長に伴う支出の変化」「紙の家計簿・クラウド家計簿」などをパネルで紹介する。
「これまで年1回、家計講習会を開いてきたが、今年はコロナ禍の状況を考慮してパネル展に変更した」と話すのは本年度の総リーダー服部明子さん。「北見友の会メンバーが実践している『気持ちがちょっと軽くなる』ような暮らしのアイデアや工夫を展示するので、子育て世代の方はもちろん、家計や暮らしの工夫に興味がある方に気軽に展示を見に来てほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は13時~16時45分。入場無料。