北海道北見商業高校(北見市端野三区)の生徒と地元企業がコラボして商品開発を行い、10月19日、校内の生徒に向け販売した。
流通経済科の3年生39人が「地元産品と自分たちのアイデア商品を売る」をテーマに、地元企業8社と共同で新商品の開発に取り組む。企業はハッカの菓子店「山樹氷」や消臭剤の製造・販売を手がける「環境大善」、パン製造・販売の「日日ベーカリー」など。
参加企業の津村製麺とコラボして「インパクトが大事、中高生に人気がでるもの」をテーマに2種類の麺を作った。一つは「のびる~麺」(2食入り500円)、身長が伸びることをイメージし、麺の長さを180センチの長さで作った。もう一つは、紅白が印象的な「LOVE麺」(500円)。「これを食べたら恋愛が実るかもしれないという思いから作った」という。
麺を販売した野口紘人君は「初めての経験で楽しかった。たくさんの人に買ってもらい、企業や買った人にも感謝したい」と話し、授業を担当する中川美香教諭は「生徒と地元企業が話す機会があり、地元の思いや働き方を理解できたと思う。地元企業の方々に協力していただいて本当に感謝」と話す。
売り上げは全てコラボした地元企業に渡す。