北見のコワーキングスペース「KITAMI BASE」(北見市北2条西2)で2月7日、「アトツギ交流会in北見」が開催される。主催は北海道経済産業局。
アトツギ交流会は、若手後継者が取組事例を学びながらワークショップを通じて挑戦意欲を高めることで企業の成長促進を図るイベント。
当会では事業を承継した2人が登壇する。建設やホテル経営以外にもジビエ事業など多角化事業を進めている渡辺組(遠軽町)の渡辺勇喜社長、東京オリンピックパラリンピックのメダルケースを製造した山上木工(津別町)の山上裕一朗専務が承継の苦労話と新たな挑戦例を紹介する。
当会の後半ではグループに分かれて、事業を継承した経営者の事例を聞いた感想を共有し、課題の可視化や方策案の検討をするワークショップも行う。
北海道経産局でアトツギ支援を担当する伊藤慶彦さんは「地域の若手後継者が会うことにより一緒にオホーツク地域を盛り上げていく仲間を見つけるきっかけになれば」と話し、「登壇する2人も果敢に挑戦しているので、その話をぜひ聞いてほしい」と呼びかける。
開催時間は18時~21時。参加は企業の後継者(予定・検討を含む)や経営者、支援機関、金融機関に関心のある人。定員は、会場=30人、オンライン=100人(先着順、参加無料)。申し込みは2月3日まで、参加フォームで受け付けている。