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北見で重要文化財指定前に「ところ遺跡の森」ツアー

学芸員の説明を聞く参加者たち

学芸員の説明を聞く参加者たち

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 北見の「ところ遺跡の森」(北見市常呂町)を見学するツアー「祝・重要文化財指定(予定)記念」が5月4日と13日、重要文化財指定前に行われた。主催は北見市観光協会(大通西2)。

竪穴住居に入る参加者たち

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 「ところ遺跡の森」では北見市常呂町の常呂河口遺跡より出土した土器類や琥珀(こはく)の玉などの「常呂川河口遺跡墓坑(ぼこう)出土品」が年内にも国の重要文化財に指定される。指定されれば北見市内で唯一になる。

 ツアーは「ところ遺跡」の歴史や墓抗出土品の説明を学芸員から聞いたり、復元された竪穴住居に入ったりしたほか、カーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」がオリンピック出場前に参拝した常呂神社を訪れ、「インフィールドワイナリー」で北見和牛100%のハンバーグランチを楽しんだ。

 ツアーに参加した北見市在住の60代女性は「今回のバスツアーは新聞で知った。ところ遺跡の歴史も丁寧な説明があり、復元住宅にも入ることができて楽しめた」と話していた。

 同協会の石井義和さんは「学芸員に解説してもらいながら見学できることは価値が高いと実感。インフィールドワイナリーも新しい機会だったが、参加者にも高い評価を頂き手応えを感じた。次のツアーは確定してないが、いろいろ考えていきたい」と意気込む。

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