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北見でフィールドワークツアー 高度デジタル人材と中小企業が連携

「ふるさとCo-Leadプログラム」のフィールドワークツアー参加者と経産省、市の関係者

「ふるさとCo-Leadプログラム」のフィールドワークツアー参加者と経産省、市の関係者

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 北見市で11月16日~18日の3日間、「ふるさとCo-Leadプログラム」としてフィールドワークツアーが行われた。

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 フィールドワークツアーは、大都市圏に多く偏在する、いわゆる「高度デジタル人材」が地域中小企業の現場を視察し、意見交換等の時間を設けるもの。今回、高度デジタル人材6人が北見市内の中小企業、東急ハンズなどで扱う消臭液「きえ~る」の環境大善(北見市端野町三区)や、北海道オニオンスープを製造・販売しているグリーンズ北見(大正)など5社を回った。

 地方の中小企業と高度デジタル人材の接点が無く、中小企業は相談相手がいないことを踏まえ、高度デジタル人材は新たな活躍の機会を探していた課題をマッチングする狙いがある。

 高度デジタル人材の坂本さんは参加に当たり、「地域の方々とつながり、その上で必要とされたらうれしい」と話し、新谷さんは「一次産業の盛んな北見市と一緒に活動することにより、さまざまなアイデアやテクノロジーを取り入れながら収益を上げるための取り組みにチャレンジできたら」と話す。

 北見市が選ばれた理由として、担当者は「早い段階でテレワークに精通し、企業誘致にも取り組み、人材と企業のマッチングに長け課題を明確にしている」点を挙げる。

 経産省の岡野さんは「地域の魅力を知り関係人口になっていただき、思いのある方が参加してくれた。今回のノウハウを残して他の地域にも展開し、再現してほしい」と期待を込める。

 今後は、地域中小企業とマッチングした高度デジタル人材による支援の下、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデル案を作成し、来年2月、オンラインでビジネスプランの報告会を予定している。

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