保護猫譲渡会「8月だヨ！　全員集合　保護猫譲渡会＆マルシェ」が8月27日、相内住民センター（北見市相内町）で開かれる。企画は有志ボランティア団体「保護猫有志 きたみねこ」。

　2月から不定期に開催している同会。5回目となる今回は「誰が来ても楽しめて、来た人に保護猫のことを知ってもらえるイベントになれば」と、地元の福祉事業者や飲食店と協力してキッチンカー・屋内出店イベントを同時に行う。

　当日は有志ボランティアが一時保護している子猫13匹、成猫16匹が譲渡会に参加する予定のほか、ワクチン接種待ちや体調を考慮して参加を控える保護猫はプロフィール表を貼り出して紹介する。

　キッチンカーはインド料理レストラン「クリシュナ」がカレーなどを提供するほか、釧路ザンギの「道東塩業」やドリンク店「VULTURE」など5店が敷地内の駐車場スペースに出店する。

　譲渡会場隣りのイベントスペースには11店が出店する。NPO法人「こばと」が運営する「生活介護いろは」、「雑貨屋おきどき」などが雑貨を販売するほか、「えがき屋atsumi」の似顔絵販売、小清水町のアロマ＆ねこカフェ「CORON」のアロマワークショップ、「Bebe×DiDiA北見店」の毛穴診断などを行う。

　「『きたみねこ』は猫の保護を行う団体ではなく、保護猫を預かるボランティアから新しい家族へ猫をつなぐきっかけとなる『譲渡会の開催』を専門に行う有志団体」と話すのは、広報活動を担当する今井春香さん。これまでの活動で20匹以上の猫が新しい飼い主の元で暮らすことができるようになったという。

　「当イベントがたくさんの方に保護猫のことを知ってもらう機会になれば」と今井さん。「チャリティー販売などのイベント収益は運営費の一部になるので、気軽に参加して、猫のため、北見市のために協力してもらえたら」と参加を呼びかける。

　開催時間は10時～15時。入場無料。