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北見で「組子パーティション」展示 北京五輪出場・女子カーリングの応援で

アルゴグラフィックス北見カーリングホールに飾ってある組子パーティション

アルゴグラフィックス北見カーリングホールに飾ってある組子パーティション

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 北京五輪に出場する女子カーリングの応援として現在、組子パーティションがアルゴグラフィックス北見カーリングホール(北見市柏陽町)に展示されている。

組子パーティションを制作した木下和幸会長と木下保社長

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 制作したのは木下建具工芸(無加川町)で、制作期間は5カ月。2021年9月開催の全国建具フェアに出展を予定していたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止になり発表の場を失っていたが、今回、お披露目の機会を得た。

 組子は、細い木片を、釘を使わずに組み合わせ、緻密(ちみつ)な幾何学的紋様を生み出す木工の伝統技法。主にヒノキを使うが、同社では北海道産のエゾマツを使っている。

 デザインは平昌オリンピック女子カーリングの銅メダルの瞬間を再現している。制作した木下和幸会長は「ハウスの色が青や赤だけでは寂しいので、白を
入れて北見の雪も表現した」と、こだわりのポイントを挙げる。

 今後について、木下保社長は「組子細工を身近に感じ、手に取ってもらえるようにしていきたい」と話す。

 開催時間は10時~22時。今月30日まで。2月2日~27日は、アドヴィックス常呂カーリングホール(常呂町2)で展示する。

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