北見に2月1日、無人の衣料品店「ムジンの館」(北見市北1西2)がオープンした。
同店は、完全無人で営業する衣料品店。店内はレディース8割、メンズ・キッズ2割で構成。価格は3,000円・2,500円・2,000円・1500円・1,000円・500円・300円の7プライス。商品のハンガーに値段に応じた色のシールを貼っており、客はシールと店内に掲示された値段表を照らし合わせて料金を確認する。支払いには券売機を使う。
店主の本田徳樹さんは、カフェ&バー「Gの館」(北4西2)を経営しているが、「コロナで客がいなくなり先が見えず、このままでいいのか?」と思っていた時に、ユーチューブで無人販売している店を知り、昔から洋服が好きで若い頃からの夢だった衣料品店を開いた。店名は「〇〇の館」を増やしていきたい思いから「ムジンの館」にした。
商品は閉店した店を譲り受け、「無人にすることで良いものを可能な限り安く販売」することをコンセプトに据え、売り上げの一部を元経営者に返していくという。
本田さんは「これからも面白いものを作りたい。商店街に足を運ぶ人が多くなり、商店街を活性化させたい」と意気込む。
営業時間は11時~16時。