北見市地域おこし協力隊「カーリングサポート隊」が1月、カーリングの魅力を広く発信するためのフリーペーパー「めんそ～れ～」を創刊した。

カーリング情報フリーペーパー「めんそ～れ～」創刊号

　サイズはA4判で、カラー4ページ。創刊号では北見市とカーリングの歴史、同市にあるカーリングホールの紹介、カーリング体験会への参加方法、北京2022冬季オリンピックに出場するカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の試合日程などを紹介している。

　同紙を企画したのは、2021年8月から北見市地域おこし協力隊として活動する上地雄大さん。「カーリングを知らない人や未経験者に向けた分かりやすい内容を目指して制作した。このフリーペーパーをきっかけに興味を持ってもらえたらうれしい。カーリングには興味があるがルールや始め方が分からない人にはカーリングホールに行けば道具をレンタルして気軽に始められることや、教室・体験会があることもぜひ知ってほしい」と話す。

　沖縄県出身で大学卒業後にスポーツトレーナー兼柔道整復師として北見に移住した上地さん。「北見市に来るまではカーリング未経験だったが、体験してみて楽しさを知った。カーリングは年齢や性別、体力の有無に関係なく生涯を通じて楽しめるスポーツなので、たくさんの人に楽しさを知ってほしい」と意気込む。

　タイトルの「めんそ～れ～」は「いらっしゃい」を意味する沖縄の方言。「北海道からカーリングを広めていって、いつかは出身地である沖縄県でもカーリングができるぐらいカーリングが一般に広まれば」とほほ笑む。

　発行は1000部。今後は3、6、9、12月の発行を予定。アルゴグラフィックス北見カーリングホール(北見市柏陽町)や市内商業施設のほか、女満別空港（大空町）などを中心に市内40カ所以上で配布する。