「とれてます!Oh!!さかなフェア」の第2弾「ニシンフェア」が2月11日、道内9都市圏の協力店で始まり、北見からは3店が参加した。
カジュアルレストランマルシェのオリジナルメニュー「ニシンと数の子の生パスタ」
同フェアは、北海道水産林務部水産局水産経営課が企画した食企画。気候変動に伴う海の環境変化で近年水揚げが増加しているマイワシ、ブリ、ニシンの3種の魚のおいしさを知ってもらい、北海道の新しい旬の魚として定着させようという試み。
「ブリフェア」「ニシンフェア」に協力店として参加し、どちらもオリジナルメニューを提供したカジュアルレストラン「マルシェ」(北見市北進町7)オーナーシェフの沢崎正弘さんは「パスタとの相性を考えて何度も試作品を作り、「ニシンと数の子の生パスタ」を提供することに決めた。使っている北海道産のニシンは身質と脂乗りが良い。ニシンは小骨が多い魚だが、表面に細かく包丁を入れることで骨が気にならないよう工夫している」と話す。
「これまでのメニューにニシンの扱いはなかったが、フェアに参加して北海道産ニシンのおいしさと可能性を知った。今回の新メニューはフェア終了後もしばらく提供するので、ぜひ食べてみてほしい」と笑顔を見せる。
同フェアは2月17日まで。同店ではフェア終了後も一定期間、同メニューを提供する予定。