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牛肉玉ネギコロッケ「ぎゅったま」 キタウシリと北見玉ネギで商品化

「ぎゅったま」のポスターを手にする北見市地産地消推進委員長の土田晃子さん

「ぎゅったま」のポスターを手にする北見市地産地消推進委員長の土田晃子さん

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 グリーンズ北見(北見市大正)と北海道チクレンミート(札幌市厚別区)が2月14日、共同開発した新商品「ぎゅったま」の販売を始めた。

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 同商品は、北海道の大自然の下で「ストレスなく伸び伸びと育った」というブランド赤身牛肉「キタウシリ」と、ジャガイモもクリームも使っていない北見玉ネギが主役のコロッケ「たまコロ」を掛け合わせた牛肉玉ネギコロッケ。通常3ミリ~5ミリで使う牛肉を10ミリまで大きくカットして使うことでしっかりとした肉の食感が感じられる工夫を施す。味は、北海道にある都市の中で焼き肉店の対人口比率が最も高い北見市らしさを知ってほしいという思いから「焼き肉のタレ味」に仕上げた。

 ブランド名の「キタウシリ」は北海道の「キタ」と牛の「ウシ」、そしてアイヌ語で大地を意味する「モシリ」を組み合わせた造語。同商品に使っているのは脂身の少ない赤身の部位。安心・安全を追求した飼料を与えながらストレスの少ない環境で牛を肥育することで、牛肉本来の風味が強く、しっかりした肉質を持ち合わせているのが特徴だという。

 日照時間が長く降水量が少なく、昼夜の寒暖差が大きい気候で育つ北見玉ネギは、球の締まりが良く、加熱すると甘みが増すのが特徴。同商品では北見玉ネギのおいしさをしっかりと感じてもらえるよう、油で揚げる前にじっくりと炒めて甘みを引き出している。

 開発に携わった北見市地産地消推進委員会事務局の川西悠太さんは「キタウシリと北見玉ネギの相性を高めるために何度も試作を重ねて味を決めた。地産地消の一環として市民の皆さまに召し上がってもらいたいのはもちろん、物産展で北見産農産物のおいしさを知ってもらう機会になれば」と話す。

 北見市内ではパラボ(大通西2)で扱うほか、北見工業大学ほか道内3大学の生協食堂で2月中旬以降、北海道チクレンミート「Cook」札幌店(厚別区)で3月中旬以降販売に予定する。数量限定のため、無くなり次第終了。

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