文化展示・発表・体験会を行う「OCICフェスティバル」が9月1日、ナップスビル(北見市北2条西3)で開かれる。
「オホーツク・カルチャー・インストラクター・クラブ(以下、OCIC)」は旧・北見道新文化センター講師会のメンバーが創設した民間団体。昨年9月末に北見道新文化センターが営業終了したことに伴い講師会も解散となったが、「培ってきた関係を続けられたら」と会員を中心に別団体を立ち上げた。
「幼児児童体育」の指導者でOCIC会長の上林一裕さんは「北見にいろいろなクラブや習い事があること、講師の先生がいることを知ってもらうきっかけになれば」と話す。
1階ステージ・地下ステージで「尺八(ゲスト民謡歌唱あり)」「大正琴」「オカリナ」などの教室受講生・講師が舞台発表を行うほか、「生け花」「球体関節人形」「俳句」「書道」などの作品を展示する。
地下の教室フロアには体験教室を用意。「生け花」「パーソナルカラー」などの体験を常時、「茶道」「太極拳」「写経」「ベリーダンス」などの体験を時間制で行う。
発表や展示のイベントは旧団体でも開いていたが、体験教室は今回が初の試み。上林さんは「見るだけでその講座を習ってみたいと思うのか疑問に思ったのが発想のきっかけ。実際に体験してもらって面白さを知ってもらえたら」と参加を呼びかける。
「OCICという講師の集まりがあること、習い事がたくさんあることを知ってもらい、一人でも多くの方に文化に携わってもらえたら」と上林さん。「発表や展示を見て楽しむだけでなく、やってみたいと思うことがあれば、ぜひ体験してみてほしい」とも。
開催時間は10時~17時。体験料は1教室500円。