「北見ならいごと体験会」が6月29日、北見市端野町公民館（北見市端野町二区）と同市同町農業者トレーニングセンター（同）で開かれる。主催は市民活動団体「北見子どもの居場所作り隊」とボランティア団体「ハッピーダーン」。

　「来年度から始動する部活動の地域移行に向けて、習い事を始めたい子ども・家族と地域で習い事を教える団体とのマッチングの場になれば」と企画した同イベント。対象は幼児（年長）～中学生で、メインターゲットは小学生。

　当日は2カ所で体験会を行う。トレーニングセンターではダンス、陸上、空手など6団体の習い事が体験できる。公民館では書道やそろばん、英会話、ロボット教室など10団体の習い事が体験できるほか、紙コップ遊びやボードゲームができるスペースも設ける。

　くじ、ストラックアウトなどの催しも行うほか、各教室を回ってスタンプラリーに参加すると景品を受け取れる。

　「一つ一つ体験教室に行くのは大変だと思うので、当イベントでいろいろな教室の雰囲気やレッスンを体験してもらえたら」と話すのはハッピーダーンのともやんさん。「子どもだけでなく大人も楽しめる会になるよう企画しているので、気軽に参加してほしい」と参加を呼びかける。

　北見子どもの居場所作り隊・ハッピーダーンの松原正彦さんは「科学実験『うがい薬ででんぷんを調べよう』や、童歌に合わせて体を動かす『WARAリズム』など、文化系も体育系も体験し放題」と話す。「ハッピーダーンでは、今後も子どもたちが楽しめるイベントを企画していきたいと考えている」という。

　開催時間は10時30分～16時（トレーニングセンターは12時～）。入場料は1家族500円。当日は、端野町公民館で受け付ける。