「留辺蘂(るべしべ)神社」(北見市留辺蘂町宮下町)で12月1日、「きーたんお守り」の頒布が始まった。
「きーたん」は、「全国1位のタマネギ出荷量を誇る北見タマネギのおいしさをもっと広めたい」とグリーンズ北見(北見市大正)が考案し、2020年9月に誕生したキャラクター。「頑張る人を応援する」というキャラクター特性を生かし、同市のイベントなどで親しまれている。
お守りはカードタイプで、ご利益は「悪縁切り」。同神社に祭る6柱の神様のうち、「剣の神」である「布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)」と「布都斯御魂大神(ふつしみたまのおおかみ)」にちなんだもの。11月中旬から数量限定で先行頒布していたが、今回、年間を通した頒布を決めた。
表面には「斬災招福(ざんさいしょうふく)」の文字と、鉢巻きとはかま姿で刀を手にしたオリジナルデザインのきーたんが描かれている。留辺蘂神社の宮司・田頭寛さんは「全てのお守りに神璽(しんじ)をして神様の御霊(みたま)に入っていただいている。携帯性に優れたお守りなので、財布やスマホケースに入れて持ち歩いていただけたら」と話す。
「きーたんというキャラクターとコラボしたことで、神社と町の人たちの距離が近くなれば」と田頭さん。「いろいろな種類のお守りがあるが、悪縁切りのご利益は意外と少ない。魔よけも兼ねているので、お守りが欲しい方に持っていただけたら」とも
頒布時間は9時~17時。初穂料は800円。