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北見に創作料理店「鳥の下僕」 クラフトビールと創作鶏料理提供

柏木皇輝店長

柏木皇輝店長

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 北見に創作料理店「鳥の下僕(とりのしもべ)」(北見市本町4)がオープンして6月で3カ月を迎える。経営はBARB(本町4)。

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 緑園通りと石北大通公園が交差する小道にある同店。元々カフェだった店舗を改装した明るい店内にテーブル7卓とカウンターの計39席を用意し、クラフトビールと鶏を使った創作料理を提供する。

 店長は北見市出身の柏木皇輝さん。高校在学中にアルバイトで調理や接客の楽しさを知り、卒業後、アルバイト先の飲食店に就職。22歳のとき、同社社長に「新しい飲食店を一緒にやらないか」と誘われ転職を決意。手づかみシーフードダイニング「TESAGURI(現ニューテサグリ)」(北3条西3)に店長として携わった後、本格的に料理を勉強したいと思うようになり、一度退職して津別町のホテルで半年間修業。その後、再び同社に再就職。「北見焼鳥商店ワタリ鶏」(双葉町1)のオープンに携わった後、今年3月にオープンした同店の店長に就いた。

 提供するメニューは知床産の「桜姫(さくらひめ)」を使った8種類の「焼き鳥」(180~230円)や、仕入れから2日以内の新鮮な肉のみで提供する6種類の「鶏のたたき」(各880円)、「炊きギョーザ」(780円)、「焼きギョーザ」(500円)などの他、や「四川鶏麻婆」(850円)など月替わりの創作メニューもそろえる。

 「鶏肉だけでなく他の食材も道内産にこだわっている」と柏木さん。「ホタテの稚貝やアスパラなど、旬の食材は知り合いの漁師や農家から仕入れている。どれも自信を持って薦められる食材なので、味わってもらえたら」と話す。

 クラフトビールに力を入れる同店では、14種類の缶ビール(600~880円)を用意する他、クラフトビール1~4種類を約2~3週間ごとに入れ替えながら提供している。

 自身もクラフトビールの愛好家だという柏木さん。「クラフトビールは種類によって味が変わる。仕入れの際は『すっきりと飲みやすい種類』と『ビールの癖が強い種類』をどちらも入れるようにしているので、料理に合わせて選んだり、飲み比べてお気に入りを見つけたりしてもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は16時~23時。月曜定休。7月からはランチ営業も予定。

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