北網圏北見文化センター(北見市公園町)で6月25日、子ども向けのワークショップ「宇宙パラシュートを作ろう!」が開催された。主催は北見市教育委員会。協力は北見少年少女発明クラブ。
科学技術週間協賛事業の一環で、同施設が2014(平成26)年から開いている同ワークショップ。当日は、ふうせん宇宙写真家の岩谷圭介さんが考案した、宇宙からカメラを回収する時に使うパラシュート(岩谷式パラシュート)を作った。学芸員の多田成寿さんによると「形と材料は同じで、大きさだけが違う」という。完成したパラシュートは同施設2階から飛ばし、参加した子どもたちがキャッチした。
参加した小学2年の築紫泰知くんは「パラシュートにロケットの絵を描いた。とても楽しかった」と笑顔を見せ、講師を務めた多田さんは「子どもたちには身の回りの物を使って作り出す楽しみを持ってほしい」と期待を込める。
今後、水ロケット作りや宇宙飛行士体験などを予定しているという。