JR北見駅周辺で10月11日～13日に初開催される「北見秋祭」や北見地方の観光PRを担う初代「キタミメンサー」に北見工業大学4年の山田怜矢さんが選ばれた。北見市と北見市観光協会が9月27日、発表した。

北見の観光PR「キタミメンサー」決まる　秋祭キャラも発表

　メンサーは、北見の名産であるハッカの学名（Mentha）とインフルエンサーを結びつけた造語。「きたみ菊まつり」の顔として約60年間続けてきた「菊の女王」から改称した。「きたみ菊まつり」など3つのイベントを「北見秋祭」に統合したのを機に、女性限定だった応募条件を再考。性別不問で募集したところ男女各1人とキャラクター1体から応募があった。書類選考と面接を経て、山田さんに決まった。

　山田さんは、「ミス・オホーツク」としてオホーツク地方の観光PRの経験を持つ母親の話を聞いて、地域の魅力発信に興味を持ったという。「プレッシャーは感じるが、北見の名前を全国に広めたい」と意気込む。北見秋祭の開会式で行われる任命式に臨み、1年間の活動を本格的にスタートさせる。

　併せて、北見秋祭のPRキャラクター3体も発表。アニメ「道産子ギャルはなまらめんこい」の作者・伊科田海さんがデザインし、カーリングストーンやタマネギなど北見らしさを盛り込む。