千葉県船橋市出身の落語家・春風亭橋蔵さんが12月19日~21日、北海道オホーツク地域で落語会を開く。公演は津別町、美幌町、網走市の3会場で行い、地域住民との交流も予定する。3日間で4公演を予定している。
橋蔵さんは和歌山県出身で、東京経済大学卒業後、2014(平成26)年に八代目春風亭柳橋に入門。2018(平成30)年に二ツ目へ昇進し、現在の亭号に改名した。普段は船橋を拠点に活動しているが、友人からの呼びかけで津別町での寄席は過去に数回経験。オホーツク地域で地域をまたぐ単独公演ツアーは今回が初。
各会場の企画者によると、地域住民に生の落語に触れる機会を提供したいとの考えから、今回の巡回公演が実現したという。各所の公演では落語会に加え、来場者との交流の時間も設ける。
橋蔵さんは「落語を通じて地域の皆さんと温かい時間を共有したい」と意気込みを見せる。
津別町(19日18時開演)の会場はバー「B.B」(津別町幸町)で木戸銭は2,000円(ワンドリンク付き)、美幌町(20日14時開演)の会場はシェアスペース「森のくまさん」(美幌町大通北1)で木戸銭は2,000円、網走市(21日、昼の部=13時30分開場、夜の部=17時開場)の会場は流氷硝子館(網走市南4条東6)で木戸銭は2,000円。申し込みは、各会場で受け付ける。