北見のコワーキングスペース「KITAMI BASE」(北見市北2条西2)で10月8日、「北見未来創発プロジェクト」のキックオフミーティングが開かれた。
北見から地域に根ざした新しいビジネスを創発し、同市と企業の未来を創発するローカルベンチャー・事業創出コミュニティーとして企画した同プロジェクト。今回は市内の事業者25人が参加した。
開会に際して、辻直孝北見市長が「地域産業を活性化させないといけない」とあいさつ。「ここが新たなコミュニティーとなってほしい」と期待の言葉を送った。
第1回の今回は、モデルケースとして和歌山県田辺市の事例を紹介。「たなべ営業室」が行う地域課題を解決しながら新たなイノベーションを生み出す人材育成塾「たなべ未来創造塾」の取り組みや、米穀店「たがみ」の「熊野米プロジェクト」について事例を交えて紹介した。
講演後のトークセッションでは「地域が生き残るために必要なビジネス」と題して両市のメンバーがディスカッションを行った。参加した日本政策金融公庫の森本淳志さんは、今後について「チャレンジするという土壌を作っていくことが重要」と話す。
次回は11月を予定(事前申し込み制)。問い合わせは北見市商工観光部商業労政課(TEL 0157-25-1148)まで。