北見市が11月1日、市内宿泊施設の宿泊客を対象に対象店で使えるクーポン券「北見カクテルクーポン」の販売を始めた。出張客の飲食店への誘客と「カクテル」を観光商品化し、レジャー客を開拓することを目的に同クーポンを販売する。
クーポンは市内宿泊施設16カ所で販売。1枚2,000円で3,000円相当の飲食ができる。世界の銘酒400種類を用意する「BAR MASAKI(バーマサキ)」(北見市北6条西2)や「北海道バーテンダー振興協会北見」会長の黒田大城さんがバーテンダーを務める「sabbath bar(サバスバー)」(北5条西3)など13店が提携する。購入できる枚数に上限はないが、1店舗で使える枚数は1人1回1枚まで。
黒田さんは「クーポン1枚でチャージ+2杯ぐらい飲めるので、出張・観光で来ている人に北見は『バー文化のある街』ということを知ってもらえたら」と話す。
北見市商工観光部の今村未来さんは「クーポンをきっかけに、北見のすてきなカクテルバーを全国の人に知ってほしい」と話す。「カクテルは甘い味で飲みやすいものが多いので女性にもお勧め。全国大会で受賞経験のあるバーテンダーも多数在籍しているので、北見の夜でカクテルを楽しんでもらえたら」とも。
同部の柴谷由さんは「ビジネスで宿泊した人においしい焼き肉やカクテルを楽しんでもらい、次は家族旅行で来たいと思える街になれば」と期待を込める。
販売期間は11月1日~12月23日。宿泊者限定。