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北見で「オホーツク発酵食品フェスタ」 オホーツク管内の発酵食品が集結

昨年の販売会の様子

昨年の販売会の様子

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 「オホーツク発酵食品フェスタ2022」が11月25日から、北見市内で開催される。主催は公益財団法人「オホーツク財団」(北見市大正)。

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 「オホーツクの発酵食品に触れ、理解を深めて地元の発酵産業を応援するきっかけにしたい」という思いから開かれている同イベント。3回目となる今回は、11月25日にホテル黒部(北7条西1)でトークショーを開くほか、11月25日~28日にコミュニティプラザパラボ(大通西2)の地下催事場で販売会を行う。

 トークショーは2部制を予定。第1部では「みそ」をテーマに、同財団研究課の小林秀彰さんが申込者のアンケートの結果を元にした「地域の嗜好(しこう)性」や、みそのうまみ、発酵について紹介。第2部では「チーズとワイン」をテーマに、ソムリエとチーズプロフェッショナルの資格を持つ石川尚美チーズサロン(札幌市)の石川尚美さんと、チーズとワインの店「HEPPOCO」(北5条西3)店主の佐々木朋志さんが講師として登壇するほか、後半ではオホーツクのチーズ生産者6人とワイン生産者1人を招いて座談会を開く。

 会場にはチーズの熟成度合いを比較する試食品や、ワイン・みそ汁の飲み比べができる試飲品を用意する予定。トークショーの様子は、同財団のユーチューブチャンネルでライブ配信する。会場での参加は事前予約制。

 販売会ではチーズ・みそ・しょうゆなどの発酵食品13社、ワイン2社、ビール1社の計16社の商品を販売する。流通量の少ない「北海道家庭学校バター・チーズ工房」(遠軽町)のバター・ヨーグルトや「月のチーズ」(滝上町)の冬季限定商品「フレッシュクリームチーズ あずきとハチミツ」(先行販売)などを用意。「インフィールドワイナリー」(端野町緋牛内)の北見産ブドウ100%の希少ワイン「山幸2020」「樽熟成山幸2020」は各10本限定で販売する。

 「市民にはおなじみの発酵食品から、市場にあまり出回らない珍しい商品まで、たくさんの商品を取りそろえている」と話すのは同財団研究課長の武内純子さん。「販売会の売り場にはトークショーで講演いただく石川さんに立っていただく予定。迷った方はチーズとワインのペアリング相談をしてみてほしい。当イベントをきっかけにオホーツクの発酵食品のファンになってもらえたら」と期待を込める。

 トークショーの開催時間は14時~16時。販売会は10時~18時30分。トークショーの事前予約は同団体の専用フォームで受け付ける。

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