北見の「酒井農園」(北見市川東)代表の酒井眞知子さんらが2月27日、蜂蜜とナッツを組み合わせた新商品「Hachi meets Nuts(ハチミーツナッツ)」の完成を浅野目浩美副市長に報告した。
同園は2007(平成19)年からトマト、カボチャ、ズッキーニなど育て、みそも生産。2018(平成30)年には蜂蜜を育て始めた。商品名「Hachi meets Nuts」の由来について、酒井さんは「英語の『meets(=出会う)』を使っており、作るまでにたくさんの人との出会いがあってできた商品」と話し、パッケージをデザインしたキシリュウノスケさんは「筆記体で蜂の軌道を描いたロゴマークにし、蜂のように北見の人や北海道に住んでいる人に出会ってほしいという願いを込めた」という。
同商品は、農園で取れた蜂蜜にアーモンド、クルミ、カシューナッツ、マカダミアナッツの4種を入れ、1~2週間程漬けて完成。ナッツに漬けた理由について、担当の片山穂波さんは「ナッツのコクや栄養を一緒に摂取してほしかった」と話す。「お勧め」の食べ方について、「基本はパンやヨーグルト、バニラアイス。意外としょっぱいものと相性が良く、ポテトチップスやクリームチーズも。キーマカレーにかけるのもいい」と話す。
今後については、「まずは地元の人に味わってもらい認識してほしい。そして、道外の方にも広く知ってほしい」と話し、浅野目副市長は「大変おいしかった。たくさんの人に賞味してほしいので、市のふるさと納税返礼品として検討したい」と話す。
内容量は130グラムで、希望小売価格は1,400円。市内小売店やネットで扱う。