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北見のトランポリンパークを無料貸し切り 全道の保育園・幼稚園対象に希望園募る

社長の荒井佑太さん

社長の荒井佑太さん

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 北見のトランポリン&スポーツパーク「Jungle Gym(ジャングルジム)」(北見市北進町3、TEL 0157-33-5206)が今年も、北海道内の幼稚園・保育園向けに施設の無料貸し切り企画を始めた。

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 2019年12月、道東初のトランポリンパークとしてオープンした同施設。古書店だった空き店舗を改装した施設内に、トランポリン10面、北見工業大学の山岳部が監修した約3メートルの「ボルダリング」、伸縮性のあるラインの上を綱渡りのように渡る「スラックライン」、トランポリンとマットを融合させたクッション性の高いエアマット「エアトラック」などを備える。

 今回始めたのは、同施設全体を無料で貸し切ることができる企画。利用は各園1回(60分)までだが、人数が多い場合はクラスごとに1回ずつ利用できる。1回に利用できる人数は30人程度。

 「3年ぶり2回目となる当企画。前回は北見市内の園限定だったが、市外からも問い合わせいただくなど予想以上に反響があったので、今回は募集を全道に拡大した」と社長の荒井佑太さん。「コロナ禍でたくさんの我慢を強いられてきた子どもたちに、思いきり楽しんでもらえたら」と利用を呼びかける。

 北見市出身の荒井さん。北海道北見柏陽高校に進学した際に体育教師の勧めでトランポリン部に入部。部活動の中でトランポリンの魅力を知り、3年生で全国大会への出場を果たした。高校卒業後は北見市職員として勤務。仕事に打ち込むため2年ほどトランポリンを離れていたが、社会人3年目のタイミングで恩師が指導するトランポリンクラブ「サンスピリッツ端野」に加わったことで、トランポリンの楽しさを再認識。「もっとたくさんの人にトランポリンの魅力を知ってもらえたら」と考えるようになった。

 「高校生のときから何かで起業したいと思っていたが、その『何か』がなかなか見つからなかった」と荒井さん。「そんなとき、岩見沢のトランポリンパークに遊びに行く機会があり、『北見でも同規模の施設が作れるのでは』と考えるようになったのが開業のきっかけ」といきさつを話す。

 「初回利用時に簡単なレクチャーを受けてもらう以外は、レジャー施設『スポッチャ』のような感覚で、それぞれ自由に使ってもらえれば」と荒井さん。「この機会に当施設やトランポリンの楽しさを知ってもらえたらうれしい」とも。

 貸し切り時間は10時~14時。9月30日まで。予約は電話で受け付ける。

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