網走にあるMapsTap(網走市字潮見)のウェブマップ「ひがし北海道の美しい風景を動画と写真で紹介」が6月21日、「GISコミュニティフォーラム マップギャラリー2023」のストーリーマップ部門で2位になった。
GIS利用促進を目的に行う同コンテスト。GIS、リモートセンシングに多くの人が参加し、活用事例や最新テクノロジーの紹介を通して、互いのアイデアを共有する場としている。今回で20回目。
同社は、現地調査の効率化やウェブアプリの構築など、地理情報システムで世界的なシェアを持つESRI社のArcGISプラットフォームを用いて農業・防災・行政・教育などの課題を解決に取り組んでいる。
同作品は道東の四季を楽しめる動画と写真を地図上でナビゲーションしながら紹介し、美しい雄大な雲海、緑豊かな大地、美しい湖畔など、多様な風景が楽しめるようにした。撮影、編集、制作を1人で手がけた門田和彦さんは「コロナ禍で北海道を訪れる人が少なくなってきた中、改めて道東の魅力を伝えたい」と思い制作し、「動画と写真が地図上でどこにあるのか? 視覚的に分かるようにしたのが特徴」と話す。
門田さんは「これを見た人が実際に来て、魅力を体験してほしい」と話し、今後について、「北見を盛り上げるためのウェブマップも作りたい」と意気込む。