北見の認定こども園「北見北光幼稚園」(北見市錦町)の東棟で7月8日・9日、夏祭りイベント「子育てフェスinほっこう」が開かれる。
市民活動登録団体「北見スマイルこそだてネットワーク」「北見子どもの居場所作り隊」と「北見子どもまんなか映画自主上映会」が合同で主催する同イベント。昨年行ったミニ縁日イベントの好評を受け、「子育てに困ったときに情報交換や相談ができる人・場所を知ってもらうきっかけになれば」と規模を拡大して開くことを決めた。
当日は輪投げやくじ引き、綿あめなどの「ミニ縁日」、スライム作りや窓ガラスに絵を描く「KITPASS(キットパス)体験」などの催しを用意する他、子ども用品の譲渡会「子ども服おさがり交換会」も行う。
ワークショップは2部制。1部は「みよし保育園」園長の伊藤綾子さんが親子で触れ合いながらできる運動遊び「WARAリズム」をレクチャー。2部ではNPO法人「マドレボニータ」の平野聡恵さんが「バランスボールを使って取り組む産後ケア」の講習を行う(事前申込制)。
イベント後には豪田トモ監督の「こどもかいぎ」の自主上映会を行う。「北見子どもの居場所作り隊」代表の松原正彦さんは「この映画は子どもたちがさまざまな議題で会議をする保育園を1年間にわたって撮影したドキュメンタリー映画。子どもは大人が思っている以上にいろいろなことを考えている。対話の時間や話し合いの場をつくることの大切さを知ってもらえたら」と話す。「上映後には、感想シェア会『おとなかいぎ』も予定している。このイベントが子育てをしている方にとって良い影響になれば」とも。
当日は北海道北見柏陽高校の学生がボランティアスタッフとして参加する。松原さんは「地域の人たちが協力して行う『アットホームな祭り』なので、その雰囲気を楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~14時。入場無料。上映会(中学生以上500円)は、8日=18時30分~、9日=14時10分~。