北見の焼き肉店「あべべ」(北見市中央三輪2)とカフェ「GREEN CAFE」(北斗町2)が7月3日、コラボメニューの提供を期間限定で始めた。
「あべべ」店主の阿部博幸さんと「GREEN CAFE」店主の小山内恭平さんは2年前、オーナー同士の集まりで知り合った。その時は、飲食店として「コロナ対策の仕方」「利益を生むための話」で意気投合。大きく動き始めたのは阿部さんの誕生日プレゼントとして従業員から贈られた「GREEN CAFE」の「1ミリモンブラン」が「おいしく、コラボしたいと考えるようになった」ことから。
「あべべ」ではレギュラーメニューのパフェに「GREEN CAFE」の「1ミリモンブラン」を上からかけた「目の前仕上げ! あべべ1ミリモンブランパフェ」(1,180円)を提供。「当店のアイスが大人向けであっさりしているので、そこに1ミリモンブランが合う」と阿部さんは話す。
「GREEN CAFE」では「あべべ」の「北見ホルモン」を使い「特製北見ホルモンとオホーツクの彩野菜パスタ」(1,290円)を用意。「男性向けのメニューを開発したいという思いと、鮮度が良いピンク色のホルモンしか使わないこだわりのホルモンと聞き、決めた。野菜は北見や津別などオホーツクで採れた野菜を使っている」と小山内さん。
阿部さんは「焼き肉とカフェという異業種だが、互いに飲食店として協力し合って業界を盛り上げていきたい」と話し、「お客さまが少しでも飲食店に行く楽しみを作れれば」とも。小山内さんは「声を掛かけていただきありがたい。自分も店のコンセプトもワクワクを大事にしているので、お客さまも従業員も楽しんでもらえたら」と話す。
「相手の店」のポイントカードを提示すると、「あべべ」では「塩ホルモン」1人前、「GREEN CAFE」では「ミニパフェ」を無料で提供する。