北見の菓子店「清月」(北見市北1西1)が1月16日、「ロコどら焼き」を発売した。
1935(昭和10年)の創業以来、北見の特産品「ハッカ」を使った「薄荷羊羹(ようかん)」やバウムクーヘンをクッキーのように焼き上げた「バウムラスク」などの商品が地元で親しまれてきた同店。近年はチーズケーキ「赤いサイロ」を「ロコ・ソラーレ」の選手が平昌オリンピックのハーフタイム中に食べたことで注目を集めた。
北見市常呂町を拠点に活動するカーリングチーム「ロコ・ソラーレ」「ロコ・ステラ」「ロコ・ドラーゴ」を応援するために発売した同商品。オホーツク産の小麦を使った皮に「ロコ」の焼き印を施す。同社のブランド「きたみあずき屋」を冠しており、餡(あん)には北見産の小豆を使った「こし餡」を使う。価格は160円。
同社の渡辺主人社長は「売り上げの一部はロコ・ソラーレに寄付する。カーリング振興に役立ててもらえれば」と話す。「1月27日から開かれる『日本カーリング選手権大会』に出場する3チームの応援になればうれしい。優勝目指して頑張ってほしい」とも。
同商品は一番街本店と屯田支店で取り扱う。営業時間は9時30分~18時。水曜・日曜定休(屯田支店のみ)。2月4日まで。