映画「夢みる小学校」の自主上映会が4月27日・28日、北見市民会館(北見市常磐町2)で行われる。主催はオホーツク子どもの夢みらい応援プロジェクト。
同作は2022年2月に公開された文部科学省選定のドキュメンタリー映画。30年前から「プロジェクト」と呼ばれる体験学習を行い、宿題やテストがなく、「先生」と呼ばれる大人がいない学校法人「きのくに子どもの村学園」に1年間密着。監督はオオタヴィンさんで、俳優の吉岡秀隆さんがナレーションを担当するほか、教育評論家の尾木直樹さん、脳科学者の茂木健一郎さんらが出演する。
同プロジェクト代表、林千絵さんの子どもが同校の卒業生であることから上映会を企画。「学校が変わることはすぐにはできないが、映画を見て知るだけでみんなの視点が変わり希望が持てるのでは」と発案のきっかけを話す。
林さんは「みんなが『自分らしくいていいんだよ』と思える映画」と話し、「オホーツクで子育て中の人や学校関係者に見てもらえれば」と鑑賞を呼びかける。
上映は、27日=19時~、28日=10時30分~、13時30分~。料金は大人1,000円(当日は1,200円)、高校生以下無料。申し込みフォームで受け付ける。