
ワインバー「ワイン酒場オルチア」が5月8日、飲食店街「北見じまん村」(北見市北5条西2)にオープンした。
店名は「all cheer=みんなで乾杯」に由来する。コンセプトについて、店主の山川紗緖里さんは「ソムリエがセレクトするワインと『あて』を気軽に楽しむ店」と話す。店内にカウンター8席を設ける。
山川さんは北見市出身で、飲食経験11年。7年前に業務の中でワインに触れ、それまでは「敷居の高いイメージ」だったが、イタリア産の「プリミティーヴォ」を飲んだときに「フルーティーで飲みやすく、ワインの世界に引き込まれた」という。その後、ソムリエ資格を取得し、飲食店で経験を積んだ。
同店では常時8~10種類のグラスワインを用意。「グラスワインは日替わりで楽しんでいただけるようにしている」と山川さん。つまみには地元食材を取り入れたメニューをそろえる。北見産の黒豆とクリームチーズを合わせた「黒豆クリチー」(500円)や、季節によって内容が変わる「オルチアヒージョ」(950円)には、道産やオホーツク産の食材を使う。
山川さんは「一人でも気軽に入りやすい店。飲みやすいワインも用意しているので、ワインデビューしてほしい」と話す。
営業時間は18時~24時。