ワインの試飲イベント「北見ワイン交流会」が3月17日、北見の「KITAMI BASE」(北見市北2条西2)で行われた。
北見産ワインの認知拡大や消費拡大を目的に開いた同イベント。市内飲食店や小売店、ソムリエなど23人が参加した。
第1部ではオホーツク圏地域食品加工技術センター(大正)研究課長の武内純子さんが北見ワインの魅力について講演。「北見ワインに使われている山幸ブドウは他種のワインに比べpHは低く、特徴的には野性的な香味がある」と話した。「インフィールドワイナリー」(端野町)と「ボス・アグリ・ワイナリー」(端野町)も紹介した。
第2部ではワインを試飲しながら交流。インフィールドワイナリーから2020年産と2021年産のワイン「山幸(やまさち)」を含む5種類、ボス・アグリ・ワイナリーからは2023年産の「桜夢雫(さくらゆめしずく)」3種類を、振る舞った。
参加していた居酒屋「炭火焼鳥やまねこにゃお」店主の姉歯隆次さんは「ワインをいろいろ知ることができて勉強になった。また参加したい」と話していた。
インフィールドワイナリー醸造責任者の森裕子さんは「北見産ワインをたくさんの人に飲んでもらえれば」と話し、ボス・アグリ・ワイナリー醸造責任者の深田英明さんは「この地域にワイン文化が根付いてほしい」と期待を込める。