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北見に洋食店「ブランカ」 閉店した元人気店「ロボ」のシェフが再起

店主の水野清美さん

店主の水野清美さん

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 洋食レストラン「洋食屋BLANC@(ブランカ)」(北見市美芳町8)が2月21日にグランドオープンする。

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 店主は西洋調理師歴13年の水野清美さん。水野さんは、6年間勤務していた「カフェ&レストラン ロボ」(とん田東町)の閉店を経て、一時は料理の道を諦めたこともあった。数カ月にわたる葛藤を乗り越え、独立開業に踏み切った。かつてのスタッフや常連客に支えられ、再び料理の道を歩み始める。

 店内では、カツカレーやポークチャップなどのアラカルトメニューを中心に提供。ランチの価格帯は1,300~1,600円程度を想定している。コース中心ではなく、選択肢の多さを重視し、地元住民の食習慣に寄り添った構成とした。地元産食材を積極的に取り入れ、「食の力で地域に貢献したい」と水野さん。

 ロボ閉店後、しばらくは引きこもる日々が続いたというが、「清美さんの店を待っている」という旧スタッフの言葉に励まされ、開業を決意。気心の知れた仲間と共に、前職と同じ体制で再出発する。「飲食業は人材の悩みが尽きないが、大事なのは人間性。技術や知識は後からでも身につけられる」との考えで、信頼できる仲間と店作りに希望を燃やす。

 失職期間中には職業訓練で苦手意識のあったパソコンを学び、簿記3級も取得。事務職への転身も検討していたが、就職活動中に訪れた喫茶店での偶然の出会いから、現在の物件との縁が生まれた。「12月中に決まらなければ諦めるつもりだった」と話し、物件との出合いを振り返る。

 店名は、「シートン動物記」として知られる物語の中の一つ「オオカミ王ロボ」に登場するオオカミ王の妻「ブランカ」に由来、「白」「純白」などの意味があるという。

 「始まりにぴったりの名前」と水野さん。もともと保育士として働いていた経歴を持ち、「子どもたちが食べることで元気になる姿を見て、食の力の大きさを実感した」と振り返る。

 「コロナ禍で飲食業の厳しさを経験し、周囲からも猛反対されたが、やはり料理が好きという思いが後押しした。今が気力も体力も充実している最後のタイミングかもしれない」と笑顔で話す。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時30分~20時30分。水曜定休。開店までのカウントダウンをインスタグラムで発信している。

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