北見のシーシャ(水タバコ)専門店「いわしくらぶ」(北見市北2条西2)が3月31日で10周年を迎えた。運営は北映 Northern Films(北2条通西2)。
2012(平成24)年、営業終了後の喫茶店を間借りして営業を始めた同店。北見は夜間営業している喫茶店が少ないことから、「遅い時間でもゆっくりとくつろげる場所を作りたい」とノースキャンプ(東京都千代田区)社長の磯川大地さんが開いた。昨年12月に当時の店長が退職することになり、一時は閉店を検討したが「北見の夜の社交場である店を無くしたくない」と今年1月、磯川さんの弟である磯川実さんが社長を務める北映 Northern Filmsに事業が譲渡された。
フレーバーの種類は定番「ダブルアップル」や、お香のような甘い香りのする「パンラズナ」など30種類以上。2種類以上のフレーバーをミックスして提供する「ソルティライチ(ライチ、グレープフルーツ、レモングラス)」「ピスタチオキャラメルラテ(ピスタチオ、キャラメル、シナモン)」「大森林浴(ひのき、レモングラス)」が人気だという。
料金はチャージ代500円とシーシャ代1,800円(1台を複数人でシェアする場合は人数分のチャージ代別途)。ソフトドリンク(400円~)やアルコールメニュー(500円~)も提供する。
「シーシャが初めての人でも気兼ねなく来店していただければ」とストアマネジャーの木鋤奏太さん。「北見は人と人とのつながりを感じられる温かい街。そんな街で誰でも気兼ねなく立ち寄れる『街のリビング』的な店になれれば」と笑顔を見せる。
営業時間は18時~24時(金曜・土曜は翌2時まで)。火曜定休。未成年は入店不可。