北見の麺専門食堂「TUMUGU Labo(ツムグ・ラボ)」(北見市豊地)が6月1日、数量限定で「やくぜんうどん」(980円)の提供を始めた。
同メニューは、十勝の陸別町で薬用植物やハーブ類を自ら栽培し商品開発を行っている「種を育てる研究所」で作られている「トウキ」とコラボして生まれたという。
トウキは日本固有の薬草で、根は生薬の「当帰(とうき)」として、葉は食品として用いられ、セロリのような香りが特徴。栄養成分が豊富で、抗酸化作用を有するビタミンEの含有量が高く、アンチエイジングや美容に役立つスーパーフードだという。
コラボについて、同研究所代表の日向優さんは「北見方面の人と知り合うきっかけになった。北見で認知してくれたことがうれしい」と話し、同食堂専務の津村千恵さんは「珍しい食材のトウキを使わせていただき。感謝している。日向さんの取り組みや魅力を感じてもらえれば」と話す。
今後について、津村さんは「日向さんと薬膳スープを開発し、このスープを使ったつけ麺を開発中。秋くらいには期間限定で提供したい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~16時(食事提供は11時~14時)。土曜・日曜・祝日定休。1日10食限定。提供は7月中旬くらいまでを予定(無くなり次第終了)。