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北見のボランティアらが「暑中見舞いはがき」作成 一人暮らし高齢者に送付

ハガキに色を塗る作業の様子

ハガキに色を塗る作業の様子

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 北見市総合福祉会館(北見市寿町3)で6月13日、登録ボランティアによる一人暮らし高齢者に送る暑中見舞いはがきの作成が始まった。事務局は北見市社会福祉協議会(寿町3)。

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 社会運動「小さな親切」の北見支部活動として1987(昭和62)年に始まった同活動。「一人で生活している高齢者の役に立てれば」という思いからイラスト付きの暑中見舞いはがきを作成し、市内に住む単身高齢者と63カ所の介護施設に送っている。36回目の今回は6月13日~7月20日の間に計17回活動し、約1300枚の作成を予定する。

 作業には毎回12~13人のボランティアが参加。白黒のイラストが印刷されたはがきに水彩色鉛筆で色を塗る作業、暑中見舞いあいさつをなつ印する作業、宛名書きする作業を分担して行う。

 ボランティアアシスタントの井田佳子さんは「絵柄は届いてからのお楽しみ。詳しく話せないが、夏らしい柄と色合いになっている。単身で暮らす高齢者に『ひとりじゃない』と思っていただける絆になれば」と笑顔を見せる。

 「初めの頃は名簿を整理するだけで3カ月かかった」と話すのは企画当初から活動に参加しているボランティアアシスタントの岡林繁子さん。「36年間一度も途切れることなく活動できたのは登録ボランティアの皆さんの力とはがきを受け取った人からの『ありがとう』の言葉があったから」と話す。「送付希望者は随時募集している。新たに送付を希望する人は社会福祉協議会のボランティア係まで問い合わせてほしい」とも。

 事務局の菊地健太さんは「当日の飛び込み参加も歓迎している。道具はこちらで準備しているので、気軽に参加してもらいボランティア活動に興味を持ってもらえたら」と呼びかける。

 作成したはがきは7月下旬をめどに、送付を承諾している65歳以上の単身高齢者へ送る予定。

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