食べる

北見のインド料理店「クリシュナ」、地場産食材使った「帆立ビリヤニ」発売

「オホーツク帆立ビリヤニ」。オホーツク産のホタテを1食に5ピースを使っている。

「オホーツク帆立ビリヤニ」。オホーツク産のホタテを1食に5ピースを使っている。

  • 2

  •  

 北見のインド料理専門店「インド宮廷料理 クリシュナ」(北見市大町)が10月17日、北見市役所で「オホーツク帆立ビリヤニ」の新商品完成報告会を行った。

[広告]

 1995(平成7)年に創業し、2019(平成31)年4月に現在の場所へ移転した同店。オホーツク海の風物詩である「流氷」を青色と白色のカレールウで表現した「オホーツク流氷カリー」は度々テレビやネットメディアで取り上げられ話題になっている。

 ビリヤニはスパイスを使って炊き込む米料理。「オホーツク帆立ビリヤニ」は、オホーツク産のホタテ、北見産玉ネギ、スパイスなどをインド米「バスマティライス」と一緒に炊き込み、スパイシーな味わいに仕上げた商品。1食300グラムを冷凍で販売する。

 同市の地場産品高付加価値化推進委員会では「北見地域の農水産資源を活用した加工食品の新商品開発推進事業」を実施しており、同商品は同委員会からの助成を受けて開発した。社長の川邊雄治さんは「もともとメニューにあったビリヤニをどうやって知ってもらうか考えたときに、オホーツク産のホタテが合うと思ったのが開発のきっかけ」と話す。

 川邊さんは「そのまま食べていただくのはもちろん、ヨーグルトベースのサラダ『ライタ』やヨーグルトをかけたり、燻製(くんせい)カレーをかけたり、楽しみながら食べていただくのがお勧めの食べ方」と話す。「今後は販路拡大やふるさと納税の返礼品への登録も予定している。インドの料理をオホーツク産の食材を使って発信していけたら」と意気込む。

 完成報告会で報告を受けた武田雅弘副市長は「オホーツク産の食材を活用していただき、ありがたい。今後も北見のいろいろな食材を全国にPRしてもらえたら」とエールを送る。

 価格は1,400円。冷凍商品はコーチャンフォー北見店(並木町)で販売を予定する。クリシュナでは10月下旬ごろからイートイン提供・テイクアウト販売を始める。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース