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北見・留辺蘂に体験型施設「フリーパーク」 旧「花えーる」をリニューアル

来場を呼びかける岡田愛美さん

来場を呼びかける岡田愛美さん

 体験型施設「FREE PARK(ふりーぱーく)」(北見市留辺蘂町花丘)が4月26日、旧「おんねゆ温泉花公園施設(おんねゆ温泉農業交流センター花えーる・おんねゆ温泉花公園根々の丘)」をリニューアルしてオープンする。

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 運営は「FReeee(フリー)」(留辺蘂町栄町)。北見市内で酪農家をサポートする酪農ヘルパー事業や自社農場の運営、留辺蘂町で唯一の焼き肉店「ぎゅうしゃ」の経営などを手がける同社。2021年度から同施設の指定管理者を務めてきたが、今年3月末に市が同施設を廃止することを受け、一般競争入札に参加して施設を引き継いだ。

 同施設のテーマは「自由に、のびのびと自然と触れ合う」。資金面などの都合から一度に全ての構想を実現することは難しいため、まずは施設をオープンさせ、地域の人たちと対話しながら一緒に施設を育てていく方針だという。社長の岡田祐一さんは「来場した子どもたちに『何があれば楽しいか』『何をして遊びたいか』を聞いて、一緒に楽しい場所を作っていきたい」と話す。

 動物(ポニー、羊、子牛)との触れ合い体験や、オートキャンプスペース、バーベキュースペース、子どもが「思い切り遊べる広さ」の砂場や、ラジコン専用スペースなどを順次展開していく予定。

 広大な敷地を有効に使うため、月額制で1区画を貸し出す「チャレンジブース」も設ける。野菜の収穫体験や牛を一緒に育てることができる「オーナー制度」など、「やりたいことがある人・企業」のアイデアを試せる場として提供していくという。

 敷地内には、地元の留辺蘂神社の公認を受けた「馬九行駆(うまくいく)神社(通称=バイク神社)」も建立。名称は、「万事うまくいく」という意味を持つ縁起のよい言葉「馬九行久」の当て字。ツーリング客にも親しんでもらえるよう、最後の文字をバイクで走るイメージの「駆」に変えたという。岡田さんは「集まったさい銭は留辺蘂神社に寄付する。地域に還元できるスポットとして展開していけたら」と話す。

 乳製品や卵を使わないアレルギー対応パンの定期販売や、地域コミュニティーづくりのための取り組みも構想中。以前から、クリスマスや節分などの行事に合わせ、地元の保育園に手作りパンを配布する活動を行ってきた同社。その中で、アレルギーを持つ子どもが他の子どもと同じパンを食べられない状況を知り、「アレルギーの有無にかかわらず、みんなで同じものを一緒に食べてほしい」と、事前に保育園や保護者と打ち合わせをして、アレルギー対応の手作りパンを配るようになったのがきっかけだという。

 「まずは同施設を知ってもらえたら」と、4月26日にオープニングイベントを開く。「動物ふれあいスペース」や、同社が自社牧場で育てた留辺蘂産ジャージー牛のジンギスカン「ジャージン」(500円)・生ラム(1,000円)・サガリ(1,200円)などを楽しめる「手ぶらジンギスカン」のスペースも用意。物販ブースでは、手作りパン(各200円)や焼き菓子(200円~)、「ジャージンバーガー(700円)」などを販売する。キッチンカーや「子ども縁日」ブースも出店。「A2牛乳」試飲体験なども行う(限定50杯)。

 当日は「入牧セレモニー」も予定する。岡田さんは「牛や馬、羊など8~10頭ほどの動物が家畜舎から出てくる姿は、普段なかなか見る機会がないので、来場者に楽しんでもらえたらと企画した」と話す。「当日は地域代表の子どもたちと一緒にセレモニーを行い、動物たちをお披露目したい」とも。

 リニューアルオープンに込めた思いについて、岡田さんは「同施設が、子どもたちに農業や酪農の仕事を知るきっかけになり、将来の選択肢の一つになれば」と期待を込める。

 「市外の方には、当施設を入り口に北見を知ってもらい、街を元気にしていきたい。地域の方には自分たちの住んでいる場所にもっと自信を持ってもらえるような、居心地のいい場所にしたい」と岡田さん。同社の岡田愛美さんは「この施設がこれからどう変わっていくのか、成長を見て一緒に楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 営業時間は9時~17時。オープンイベントの開催時間は11時~15時。入園無料。

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