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北見ファミリーランドが今季の営業開始 民間譲渡後、初のシーズン迎える

(左から)高橋健一園長と三村瑞穂さん

(左から)高橋健一園長と三村瑞穂さん

 北見の遊園地「北見ファミリーランド」(北見市若松)が4月29日、今季の営業を始める。

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 1983(昭和58)年に開園した同施設。敷地面積は7万5000平方メートル。長年、市営として指定管理者制度の下で運営してきたが、一般競争入札を経て、4月1日に「オホーツク企画」へ譲渡された。

 民営化後、初のシーズンには14機種のアトラクションが稼働する。同社「お薦め」のアトラクションは、1回転するジェットコースター「クレイジーマウス」(1回=回数券8枚)や、現在国内に1機しか残っていないという、遠心力で体が傾く感覚を楽しめる「ラウンドアップ」(同=回数券3枚)など。アトラクション料金は、1回券=100円、回数券(11枚つづり)=1,000円、1日券=2,000円。

 民間施設としての新たな取り組みとして、新たに1日券3回分の料金で購入できる「応援シーズンパス」(6,000円)を導入した。担当者は「市営時代は料金体系が市の条例で決められていたため独自のパスを作れなかった」と言う。

 今回の民営化を機に「おもてなしの心」を新たなテーマに掲げる。LINEやインスタグラムを通じて市民とコミュニケーションを取り、共に施設を育てていく「サポーターズクラブ」を発足。冬季は若松市民スキー場のセンターハウスとして使われている「北見市自然休養村センター」の空きスペースをサークル活動に開放するなど、地域のコミュニティースペースとしての活用も構想している。

 29日のオープニングイベントでは1日券を半額の1,000円で販売するほか、パフォーマーによるジャグリングやバルーンアート、北見交響吹奏楽団によるトロンボーンアンサンブルの演奏、「子ども縁日」などを予定する。5月5日には、券を購入した来園者先着1000人にジュースを進呈する。

 同社の川村明義社長は「施設の老朽化と財政の厳しさの中、この場所を引き継ぐ決断をしたのは、地域が大切にしてきた宝物を未来へつなぐための挑戦」と力を込める。「今ここで生まれる笑顔が、何十年後かにまた新しい家族の思い出となって帰ってくる。そんな未来を信じて歩み続けたい」とも。

 同施設の園長を務める、施設課・課長の高橋健一さんは「若い時にデートで来た方が、今は孫を連れてくるなど、幅広い世代に利用いただいている。3世代で思い出を作れる遊園地にしたい」と話す。「市営時代から続く入園料や駐車場『無料』の方針は継続しつつ、これからは皆さんの力を借りて一緒に盛り上げ、互いにプラスになれる場所にしていけたら」と来園を呼びかける。

 営業時間は、平日・土曜=10時~16時(7月25日~8月23日は17時まで)、日曜・祝日=10時~17時。火曜・水曜・木曜休園(団体利用時や夏休み期間は無休)。入園無料。今季の営業は10月19日まで。

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