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北見「香りゃんせフェスティバル」で野外アート展示「森んなか美術館」

昨年8月に「ところアート祭り」で自然の中に作品を展示する様子

昨年8月に「ところアート祭り」で自然の中に作品を展示する様子

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 北見の市民団体「北見アートプロジェクト」が7月23日、3年ぶりに開催される「第24回香りゃんせフェスティバル」で野外アート展示「森んなか美術館」を行う。会場は香りゃんせ公園(北見市朝日町)。

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 香り体験コーナーやハーブ製品の販売、ハーブウエディングなど、ハーブをテーマにした出店や催しを行う同イベント。同団体は「公園という親しみやすい環境で、風や太陽の光といった自然の感覚を味わいながらアートを気軽に楽しんでもらえたら」と、会場内の樹木に、ミニキャンバスに描かれたアート約150枚を展示。ハーブを使ったコラージュ作品が作れる「お絵かきコーナー」、北見産のハッカ原油から精製された「ハッカ結晶」を使った「ハッカ万華鏡づくり」(以上500円)の体験コーナーも用意する。

 企画したのは代表のおくだなつみさん。神奈川県出身。ボランティアバイトで余市郡仁木町のサクランボ農家の手伝いをしたことをきっかけに北海道の一次産業の魅力を知る。その後、青森のたばこ農家に就農後、網走郡美幌町の農家を手伝った際に北見市出身の夫と出会い、2014(平成26)年、北見市へ移住。2017(平成29)年、出産と育児のため専業主婦になり、主婦業の傍ら学生の頃から趣味としていたアート活動を再開した。

 2021年5月に同団体を設立したおくださん。設立のきっかけについて、「2020年3月に『喫茶キャンドル』(山下町3)で個展を開いた際、アートは創るだけでなく、人に見てもらって完成するということに気づいた」と話す。「北見の魅力にアートの力をプラスすることで、今までにない形で北見の魅力を発信し、地域の活性化につなげていけたら」と笑顔を見せる。

 開催時間は11時~15時30分。小雨決行。

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