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市民団体が北見神社に「ちぎり絵」奉納 制作に200人超が協力

奉納された「ちぎり絵」と村井一介さん(左)、奥田夏実さん

奉納された「ちぎり絵」と村井一介さん(左)、奥田夏実さん

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 北見の市民団体「北見アートプロジェクト」が1月27日、北見神社(北見市北2条東6)に自治区の花である菊の紋様をあしらったちぎり絵を奉納した。

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 奉納されたちぎり絵は縦横約1.5メートルの正方形。同団体代表のおくだなつみさんがイラストを描いた布キャンバスの上に、菊の紋様のちぎり絵を150枚以上貼り付けて制作した。

 ちぎり絵の制作に携わったのは同団体の他、市内の幼稚園・保育園の園児や放課後デイサービス、介護施設入居者など約200人。「北見らしいアートになれば」と市内の和菓子店「大丸」(北2条西2)の包装紙や市内に配布されている日刊情報紙「経済の伝書鳩」、市役所の封筒などを素材に使った。

 制作のきっかけについて、おくださんは「北見の魅力にアートの力をプラスすることで、今までにない面白いものが創れるのではと思った」と話す。「今回の企画に参加してくれた人、そして展示を見てくれた人にアートの身近さや魅力が伝われば」と期待を込める。

 北見神社の宮司、村井一介さんは「厄よけ期間の5日間で毎年約1200人の方が当社を訪れる。華やかで元気がもらえる作品なので、待機時間に鑑賞してもらえたら」と話す。

 ちぎり絵は1月28日~29日、2月3日~5日、厄よけ祈願の受付所に展示する(期間後は28日まで拝殿に展示)。展示時間は9時~17時。

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