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北見で「創業者個別相談会」 アドバイザー4人が経営課題にアドバイス

参加を呼びかける西村貴子さん

参加を呼びかける西村貴子さん

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 「創業者フォローアップ個別相談会」が7月13日、北見のコワーキングスペース「KITAMI BASE(キタミベース)」(北見市北2条西2)で開かれた。主催は北見市。

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 市の創業支援補助金を利用して創業した人のフォローアップや創業支援のために5月から開いている同相談会。対象者は北見市内在住または北見市内に事業所があり、創業を検討している段階から概ね創業3年前後の人、第二創業を考えている人、事業拡大を考えている人など。

 創業に関する事業計画や融資・補助金・クラウドファンディングなどについては市内金融機関の担当者に相談できる。北見信用金庫地域融資支援部係長の高田守さん(「高」ははしごだか)は「補助金の申請支援や事業承継などを多方面からサポートしていくので、気軽に相談してもらえたら」と話す。日本政策金融公庫北見支店国民生活事業課長代理の菅原香織さんは「融資相談はもちろん、販路拡大の支援や商談会・ビジネスマッチングに関する情報提供も行っている。全国各地の工夫事例も紹介できるので、ぜひ参加してもらえたら」と参加を呼びかける。

 同市ではデジタル技術による業務フロー改善やビジネスモデルを創出するデジタルトランスフォーメーション(DX)に注力している。DX関連の相談を担当するネストの西村貴子さんは「会計、勤怠管理、給与計算など今まで紙で行っていたバックオフィス業務をデジタル化することで効率化できる」と話す。「クラウド会計の導入支援のほか、マーケティング支援・関係構築のアドバイスなども行っている。創業して3年は多くの人が経営に悩みを抱える時期なので、一人で悩まずに相談してもらえたら」とも。

 今回の相談会には4人が参加した。「相談に来る方の創業ジャンルは福祉関係から特定遊興飲食店までさまざま」と西村さん。「北見は独立開業に積極的な方が多いので、創業支援で一緒に北見を活気ある街にしていきたい」と期待を込める。

 次回開催は8月10日。事前予約制。予約は電話(北見市商業労政課、TEL 0157-25-1148)とメールで受け付ける。

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