北見市内の提携店で使えるクーポン券「北見カクテルクーポン」が現在、期間限定で販売されている。
昨年に続いて2回目となる同企画。1枚2,500円のクーポンを購入すると、提携する市内のバーで3,000円相当の飲食ができる。購入できる枚数に上限はないが、1店で使える枚数は1人1回1枚まで。
出張客をメインターゲットにした市の観光事業として始まった同企画。前回は宿泊者のみに販売していたが、今回は「北見が『カクテルの街』だということを市民にも知ってもらい、バーに足を運んでもらう機会になれば」と北海道の観光事業の助成を受けて北見市民にも販売する。
総券売数は450枚が目標。今回は前回参加の13店に、「バー麦」「ランブル」「デスティーノ」など5店を加えた18店が提携した。
「ウエストバー」ではグラスの縁に飾った青と赤の塩で男女を表現したカクテル「アムルーズ」、「サバスバー」ではラム酒をベースにした青色の鮮やかなカクテル「サマーパレード」など、過去に全国バーテンダー技能競技大会やジュニアカクテルコンペテイションで優勝したカクテルも提供する。
「北海道バーテンダー振興協会北見」会長兼「サバスバー」店主の黒田大城さんは「一つの店から複数のバーテンダーが全国大会に出場するのは非常にまれなこと。北見には腕の良いバーテンダーが数多くいるので、クーポンを使ってお得にカクテルの街を楽しんでもらえたら」と利用を呼びかける。「クーポン1枚でチャージ+カクテル2杯程度が楽しめる。市民同士での利用はもちろん、市外から友達が遊びに来た場面などでもぜひ利用してほしい」とも。
クーポンは、市内宿泊施設17カ所のほか北見市観光協会(大通西2)でも販売する。12月9日まで。