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北見でダーツイベント「大人のダーツ祭」 遊びで地域の活性化狙う

八重樫くるみさん(左)と今宏志さん

八重樫くるみさん(左)と今宏志さん

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 北見で10月9日、ダーツイベント「大人のダーツ祭」が開かれる。

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 会場はパラボ向かいにある「西銀ビル」(北見市大通西2)2階。当日はダーツマシン6台を用意し、4人対戦(ダブルス)の予選リーグ戦・決勝トーナメント戦を行うほか、1万円~3万円相当のダーツグッズが含まれる「ダーツグッズがちゃがちゃ」(1,500円、3,000円)や、ダーツ関連のアパレル物販ブース、協賛ダーツメーカーのダーツ試投ブースなどを用意する。

 遊戯ブースの他に、カレーやサンドイッチなどの軽食類も販売。バー「CROW BAR(クロウバー)」(北6条西3)のバーテンダーを招き本格カクテルを提供する飲食スペースも設ける。

 イベントを企画したのは北見で3店舗のダーツバー経営に携わる今宏志さん。北見市出身。高校卒業後、都内のバーに就職して接客に従事する中で「ローカルな地域で密接な接客業をしたい」と思うようになり、2年後、地元・北見にUターンして市内のバー「ストーンズ」にアルバイトとして勤務する。その後、「スキルアップにつながるチャレンジがしたい」という気持ちが大きくなったタイミングで事業継承の打診を受け、2015(平成27)年、同店の店主になった。

 バー経営を始める前から趣味でダーツを楽しんでいた今さん。営業の中で、異なる業種の客同士でもダーツを通じて交流できることを面白いと感じるようになる。その後、コロナ禍で繁華街への客足が遠のき同店の閉店を余儀なくされた際に、「こんな時世でもダーツを通じて交流できる場所をなくしたくない」と奮起し、2018(平成30)年にダーツバー「ONE-THROW本店」(山下町1)をオープン。2021年に「ONE-THROW K2」(山下町1)、今年3月にフランチャイズ店「FiLL」(北4条西3)を、それぞれオープンした。

 「時代は少しずつウィズコロナになってきたが、北見の繁華街はコロナ前に比べてまだまだ活気がない。このイベントが街に出るきっかけになれば」と今さん。「今回のダブルス戦には関西や関東のプロダーツプレーヤーも参戦を予定している。当日はアットホームな雰囲気の中で『遊び』としてのダーツを楽しんでほしいのはもちろん、真剣に『スポーツ』として取り組むダーツの面白さも知ってもらえたら」とも。

 開催時間は10時~20時。ダブルス戦参加者の参加費は5,500円(事前登録制)。一般参加者は入場無料。

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